2017/05/21

ETS手術当日

あっというまに一ヶ月半が経ち、いよいよ手術日当日。

全身麻酔で気分が悪くなるのが心配だったので、
前日の夜は頑張ってしっかり寝ました。
私は出産時の硬膜外麻酔で嘔吐した経験があるので、
全身麻酔の副作用が結構心配だったのです。

幸い娘も夜泣きせず朝まですやすや
寝てくれて助かりました♡

飲食制限は以下の通り。
  • 当日0時以降~絶食。
  • 水分は来院1時間前までOK。
  • 来院1時間前の時点で500mlの水分摂取。

↑最後のこれが地味に辛かったです…。
クリニックへ向かう途中の駅でポカリを一気飲みしたんですが。
夏でもないのにどんだけ喉乾いてんだ
と周りの人は思った事でしょう( ´_>` )


クリニックに到着してからは、すぐに採尿。
必要書類を記入し、ベッドへ移動&手術着に着替え。
看護師さんから術前術後の説明を受けたあと、
抗生剤の点滴開始。
と、ここまではとんとん拍子で進みました。

手の甲からの静脈麻酔でしたが、
私の血管はうねうねと逃げまくってしまうみたいで
何度もグリグリ探されて神経がビリビリ響きました(;;)
とっても痛くて交感神経がMax稼働!!!

「怖い思いさせてごめんなさいねー!><」と謝る看護師さんに
私も「手汗がすごくてすみません~><」と
思わず謝ってしまいました。
汗でびしょびしょの手をしっかり握って
点滴入れてくれた看護師さんに感謝です。


その後先生が来て、
上半身のサーモグラフィの撮影。
手汗でキンキンに冷えた私の手は、
青を通り越してもはや画面にうつらないレベル(笑)

「手すごく冷えてるねー!」と先生も驚いている様子でした。
ええ、年中季節問わずこんな感じなんですよー(´・∀・`)

それにしても、先生の青い手術着がとても眩しかったです。
説明会の時のスーツ姿から、
頼れる外科医って感じの風貌に
変身しておられました。
なんだかすごく安心したのを覚えています( ¯﹀¯ )


その後しばらくスマホをいじったり
搾乳したりしながら時間をつぶし、
来院して3時間、とうとう手術室に呼ばれました!

不思議と緊張はしていませんでした。
自分で手術台に上り、促されるままに深呼吸をし、
先生や看護師さんと雑談していると、
ふいに点滴をさしている手の甲が痛くなってきました。

「今から薬を入れるので少し痛みますよ~」
と先生が言うのを聞いて、
(わーいよいよ麻酔だー!目閉じとこ!)
と思い目を閉じた瞬間に…意識が飛びました。


-----


看護師さん達の話声で意識が戻りました。
ただ、目は開けられず、音を聞いているだけ。
その後ベッドにドサッと戻されたのと、
酸素マスクがつけられたのと、
そのマスクを何度か自分で直したところまで覚えていますが
おそらくその後また意識が飛び(たぶん)、
次に起きた時には、酸素マスクが外されていました。

メガネをはめて時計を見ると、
手術室に入ってから2時間半が経過していました。

テレビとかでよくある「○○さん、終わりましたよ」
という言葉は聞かなかったなあ…
とかそんなことをぼーっと考えていました(笑)

布団の中で手をこすり合わせてみると、
右手はあたたかくサラサラ。
一方の左手はしっとりひんやり。
喉と背中が…痛い。

「ついに手術したんだなー」と思いました。

先に手術を終えた患者さんたちは
カーテン越しに皆ゴホゴホ咳をしていましたが、
私はあまり出ませんでした。
個人差があるみたいです。


その後看護師さんが座薬を入れにきてくれ、
徐々に痛みが引き、だいぶ楽になってきて
起き上がれるようになりました。

さらにしばらくすると再び先生がやってきて
サーモグラフィの撮影。

「手術したら外気温と同じくらいになりますからね」
と術前に先生が言っていた通り、
右手が顔と同じくらい、真っ赤に!
逆に左手は、真っ青のまま(笑)
見事左右差がくっきり出ていました。

伝えたい言葉は沢山あったのですが、
喉が痛くて思うように声が出せず
「本当にどうもありがとうございました」
ガラガラの声でこれしか言えませんでした。

結局、心配していた麻酔の副作用も出ず、
手術から4時間くらいで病院を出ることができました。


帰りの電車では、ずーっと左右の手をこすり合わせて
温度の違いを確かめていました。(たぶん挙動不審w)
スマホに水滴がつかないのが嬉しくて、
無駄にさわさわいじってみたり(笑)


家に帰ってから、母に両手を触ってもらうと
「わー全然違うね!」とびっくりされました。
娘の顔もうれしくて撫でまわしてしまいました。
留守中おりこうさんでいてくれてありがとう><


というわけで、私の手術当日はこんな感じでした!

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

ETS手術して1年2ヶ月