2017/05/18

ETS手術説明会と診察

ご存知の方も多いと思いますが、
そのクリニックは他の多汗症患者の方と
一緒に説明を聞くスタイルです。
付き添いの人も含めて10人くらいだったかな。

2月のまだ寒い時期だったからか、
手をタオルやハンカチでふきふきしてる人はおらず( 'ω' 三 'ω' )

私も、普段よりか手汗はだいぶおさまっていたものの、
渡された紙はだいぶしわしわな仕上がりになりましたw


説明の内容は、8割方は既に知っていた知識でしたが
残りの2割はどこにも書いてないような
知らないことでした。

特に、神経伝達物質が汗腺を刺激する仕組みとか
代償性発汗が起こる仕組みとか
この手術によって切除され死んだ神経がどうなるのかとか…
生物の授業が好きだった私には面白い内容でした。

自分の異常な体質が科学的に説明がつくんだ
ということが、なんだか嬉しかったです。
もちろん多汗症の原因の根幹は脳にあって、
残念ながらそれはまだ解明されていないわけですが…。



続いて診察。
多汗症歴や汗で困っていることなどを聞かれたあと、
汗の量を測る機械で手のひらの汗の量を調べました。

が、この時の私のてのひらは、
ひとしきり汗かいたあとに発汗自体は収まり
手がキンキンに冷えた状態。
ただのじとじとヌルヌル状態。推測レベル1。

こうなると、室温の低い状態で
MAX状態のダラダラ発汗に
持っていくのはなかなか難しいのです。
(誰か分かってくれないかなあこの感じw)

先生の「あ~この程度のレベルね」
って感じの反応に焦る私。。
↑先生こんなこと言ってませんw


待って先生!
違うんですう~!(;´Д`)ノ

と心の中で叫びながら、一生懸命手汗出ろ出ろ~と念じるw
(多汗症の方ならよくわかっていただけると思いますが、
多汗症の人は自在に手汗が出せるのですよ~。
(ただし止めるのは絶対無理なんだよ☆)

無事、ものの数秒でびちょ手になれましたw

先生に「お、これは結構な量だね~」
と言われて、ほっ。
手汗かいて安心するなんて後にも先にもないでしょう…。


測定の結果、私はレベル2でした。
でもMAX状態の8割くらいだったので
肌感覚で真夏だったら2.5くらいあると思います。

そして一番気になっていたこと。
授乳中でも手術を受けられるのかを質問すると、
麻酔後24時間+術後の服用期間は断乳だけど
手術は受けられるとのこと。
事前にそうだろうとはわかっていたけどよかった。

断乳………、辛いけど、やるしかない。
ごめんね、娘よ…(ノД`)

最後に採血して、
手術時の注意事項等の説明を受けて終わり。


行き帰りの往復時間を含めると、じつに10時間かかりました!
絶賛授乳中の私のおっぱいはぱんぱんに><
帰り道の途中、トイレに寄って搾乳。
たった一日でさえ辛いのに、
これを何日も続けなくちゃいけません。
娘の事を考えると胸がきゅーっとなりました。。。

ちなみにこの日、娘は母が預かってくれてました。
哺乳瓶嫌いな娘…のけ反って泣きながら
最後は諦めてミルク飲んでくれたそうです。
これを二回も。(母に感謝です…)

本当にごめんね(;_;)
よく頑張ったね。
ありがとう。

そもそもなぜ乳児を抱えるこの時期に
わざわざ手術を受けるのか。
それは「手術を決断した理由」として
また別記事でまとめたいと思っています。

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