2017/09/29

背中の汗の左右差

背中の代償性発汗の量が左右で違うことに最近気付きました。

「あー背中濡れてるなー」って思った時に、手で触ってみて感じた主観なので、正確にはわからないですが、ETS手術前と比べて左が1.2倍だとすると、右は1.5倍~1.8倍くらいかな。

…微妙ですね~^^;

でも、何回か手計測(笑)してみても、毎回右が多く感じられる。
ので、左右差があるのは間違いないと思う!

まあ右手だけ手術してるので、
背中の汗にも左右差が出るのは不思議なことではないのかもなー。
味覚性発汗も右側の方が多いし。


山ほど手術体験談読んでも、背中汗の左右差について書いている人はいないようだったので、私だけなんだろうか^^;

2017/07/15

背中汗の対処法

毎日暑いですね。(;´・ω・)

ETS手術後の本格的な夏日を迎えて、
代償性発汗を実感している日々です。

特に、背中の汗の量が一番すごいかな。
動いて汗をかくのは嫌いじゃないんでいいんですが。。
汗をかいたあとに濡れた服が冷えて寒くなるのが
すっごく嫌です><

というわけで、対策として、
今は滝汗をかく前(掃除機かける前とか)に、
あらかじめタオルを背中と服の間に挟んでいます。

こうすることで、だいぶ心地よく過ごせるようになりました!
タオルを背中に挟んでいるっていう安心感で、
汗の量も若干減っているような・・・?

濡れたタオルは、背中からサッと引き抜くだけ。
服をいちいち着替える必要もないので楽ちんです!

外出するときは、さすがにタオル挟んでると変なので
インナーを必ず着ています。
ユ○クロのエアリズムとかの、「吸湿速乾」てやつです。
これでだいぶ汗のべとつきが抑えられます。

2017/06/03

全身麻酔と薬と授乳のこと

手術を検討する際、一番懸念していたのは授乳のことでした。

私がETS手術を受けた時、娘はまだ7ヶ月だったので。

授乳中の母親が全身麻酔で手術を受ける場合、
完全に麻酔から醒めれば授乳は可能だそうです。
手術時間の長さや使う麻酔薬の量によっても違ってくるようですが、
ETS手術の麻酔時間は約30分(片側の場合)と短いので
24時間空ければ大丈夫と言われています。

気になっていたのは、
術後に処方される抗生剤等の内服薬の授乳への影響でした。

先生からは「薬を飲んでる間は授乳禁止」と言われましたが、
そうなると1週間は断乳しないといけないことになってしまうわけで…
24時間はなんとかなるだろうけど、
1週間も搾乳生活はさすがにキツイ><


やっぱり今は手術を受けるべきではないのかも。
娘がもう少し大きくなるまで待ったほうがいいのかな。


と、かなり悩みました。。


そんな時に目に留まったのが、

国立成育医療研究センターのHPのこちらの解説でした。

日本では赤ちゃんへの影響を心配しすぎて、簡単に母乳をやめてしまう傾向があります。この理由は2つあります。1つには「お薬を飲んでいると母乳をあげられない」という慣習が私たちに根付いているからです。「粉ミルクがあるから」と母乳をやめたり、「なんとか我慢しよう」とお母さんがお薬を飲むのをあきらめたりしてきました。もう1つにはほとんどのお薬の説明書に「授乳を中止」と書かれているため、アドバイスをする医師もそのように説明してきたからです。この説明書も科学的な裏づけに乏しく、今の時代にそぐわない点が指摘されています。


ほーなるほど。

たしかにどんなに安全性の高い薬でも、
100%無害を証明することはできないですし、
万一乳児に問題が起きた場合の責任問題を考えると、
薬剤メーカーも処方する医師も、
口をそろえて「断乳禁止」と言うはずですね…。


というわけで、まずは
ネットをくまなく調べてみることにしました。



術後処方された内服薬は3つありまして、
・ファロム錠200(抗生剤)×5日分
・ボルタレンSR(鎮痛剤)×7日分
・セルベックス(ボルタレンによる胃荒れを防ぐ)×7日分



それぞれ、授乳に関してはこんな感じのことが
書かれていました。


ファロム

  • 製薬メーカーの資料では「授乳を避けること」とされている
  • 組織移行性が低い=母乳への移行が少ない
  • 子供にも処方される薬である
  • 「授乳NG」というサイトが多い中、「授乳しても構わない」と明記しているサイトもある→母子のための病気の教科書


ボルタレン

  • 製薬メーカーの資料では「授乳を避けること」とされている
  • 海外の基準では授乳中の服用に関して「比較的安全」と位置づけられている
  • 医師から「授乳を中止しなくてもOK」と言われることも多い
  • 普通のボルタレン錠のほうがボルタレンSRよりも持続時間が短いので授乳に適していると言われている
  • 国立成育医療研究センターのHPの中で「授乳中に安全に使用できると思われる薬」として分類されている


セルベックス

  • 製薬メーカーの資料では、特に授乳中に関する注意書きがない
  • 妊婦に処方されることもある安全性の高い薬



ファロムに関しては、「授乳NG」というサイトが多かったです。
しかし、その理由のほとんどが
「説明書きにそう書いてあるから」
「医師が言っているのだから従うべき」
というものでした。


念のため、娘が通っている小児科の先生にも
確認をとってみましたが、

幼児にも与える薬なので大丈夫、
薬を飲むタイミングを授乳直前もしくは直後にするなど
血中濃度の高いタイミングでの授乳を避ければ良い

という回答をいただきました。


こうして私は、3つの薬はいずれも
授乳中に服用して問題なしと判断しました。


24時間の断乳の間は、
調乳したミルクを哺乳瓶で娘に与え、
その後自分の母乳は搾乳し破棄しました。

娘は哺乳瓶が大嫌いな子だったので
どうなることかと思いましたが・・・、
離乳食で色々な食感や味に触れたことがよかったのか、
嫌がることもなくごくごくと飲んでくれ、
夜の寝かしつけも、抱っこ&トントンゆらゆらで寝てくれました。
ほっと一安心。。。
手術日までにやるべきことでがんばったのが功を奏しましたー!)


そして術後きっかり24時間のタイミングで授乳を再開!
娘の体調も特に変わることなく、
今もとっても元気で過ごしています。




私と同じように、
授乳のことが心配でなかなか手術に踏み切れないお母さん
って意外と多いんじゃないかな?
と思い、術後の授乳について書いてみましたが、
個人個人で術後の状態や体質は様々なので、
普段からお世話になっている=身体のことをよく分かっている
かかりつけ医にも相談してみると安心できると思いますよ。
そのうえで、断乳するしないはあくまでも自己責任で。

ただ、今回授乳中の薬のことを色々調べてみて、
薬の説明書きや医師の言うことを鵜呑みにせず
自分で情報を収集することってすごく大事だなーと思いました。

2017/05/31

ETS手術後1ヶ月のまとめ

手術から1ヶ月たったので、ここで術後の経過をまとめてみます!


背中の痛み

術後5日目でだいぶ収まってきたと思ったら6日目でぶり返し、その後数日続いたのでどうなることかと思いましたが、今では全く気にならなくなりました。

傷跡

目を凝らして探さないとわからないレベルです。

手の汗

術後4日目のリバウンド発汗があった以外、
右手はどんな状態でもまったく汗をかきません!
発汗が始まるときのあのじわじわっとした嫌な感覚が襲ってきて、「あ、これもう右手汗出てるわ」と思い触ってみるも、サラサラのまま…という、なんとも不思議な感覚を毎日味わっています♪
左手は相変わらずベトベトです\(^O^)/
というか、左手の汗の量が増えたかも?と感じることが多くなりました。
これはたぶん右手がサラサラすぎるので、ベタベタで不自由な左手が今まで以上に目立つというか気になるようになっただけ(だと思いたい)かもしれないですが。
右手の手術をしただけで緊張が緩和され、左手の発汗も収まる人が数%程度存在するらしいのですが、残念ながら私は該当しなかったようです。(´-ω-`)

脇の汗

右脇はまったく汗をかかなくなりました!
私はもともと、どんなにリラックスしてても、ツーっと一筋の汗が垂れるほどの量の脇汗をかくので、衣類など何も対策していないと夕方頃には悪臭を放ち始めるのですが、全く汗をかかないので夜まで無臭!これは本当に嬉しい副作用です♪
はい、相変わらず左脇はダラダラ汗かいてます。(´-v-`)

足の汗

今までと変わらず両足ともベタベタです\(^O^)/
増減なし。

顔・頭の汗

もともと多汗症というほどではなく普通の汗っかきさんレベルなのですが、右半分の温熱性発汗はほとんどなくなりました。ものすごく暑い時はうっすら湿る程度の発汗があるので、のぼせる心配もなく良い感じ♪
しかし、左半分がダラダラ汗かいていても右半分がサラサラなのはなんとも不思議なものです。

味覚性発汗

もともと辛い物が苦手であまり食べないので、
日常生活にはほぼ影響なしなのですが、
明らかに左右差が出るようになりました。
比率でいうと、左を1とすると右が1.2~1.5くらい。
でも、温熱性発汗がなくなった右側の顔面・頭部の汗腺に、たまには汗をかいてほしいので、むしろ汗が出てくれて嬉しいかも^^;

代償性発汗

残念ながら多少出てると思います。
もともと汗かき体質で、手術前からお腹、背中、お尻は人並み以上の発汗量なので、あまり変わらないっちゃ変わらないのですがw、何が変わったかというと「汗の出始めるタイミング」!これが若干早くなった気がします。でもMAX量はこれまで通りなのでそこまで気になるレベルではありません。

明らかに増えたなあと思うのは太ももとふくらはぎ。
ここは今まであまり経験したことのない衣服への張り付き感を感じます。

ただし、25℃以上の環境で軽く運動したあととかお風呂上り、慣れない人と話をして緊張した時などに限るので、5月の陽気では代償性発汗をほとんど意識せずに暮らせてます。
問題は、これから暑くなって来たらどうなるか…だなあ~。

2017/05/26

ETS手術後13日目

この日の最高気温は25℃。
1日半袖でいられるような季候でした。

この日、人と話して緊張するシーンがあり、
空調の効いた室内でしたが、
左顔面、胸から下と背中に大汗かきました><

私はもともと慣れない人を前にするとあがってしまい
滝汗かいてしまう体質なので、
そんなに違和感はないのですが、増えたっちゃ…増えたかな?
でも汗が引くのも早かったです。

これからどんどん暖かくなってくるので
代償性発汗については引き続き要観察です。

2017/05/25

ETS手術後5日目~8日目

ETS手術後5日目~8日目のメモ。

術後5日目
  • 授乳してる時に、右の手のひらから少し発汗してることに気づきました。術後初めての汗。よく見るときらきらひかる程度。でもすぐに引きました。
    これが、いわゆる「リバウンド発汗」てやつかな?
  • 出かけた先のショッピングモールが少し暑かったけど、やっぱり顔の左側は少ししっとり、右側はサラッサラ。不思議なかんじ。
  • 傷の痛みは創部を圧迫したりしない限り全然気にならなくなりました。
  • 左右の腕の温度差はほとんどなくなりました。

術後6日目
  • 傷口と背中の痛みがぶり返してきました!
    仰向けに寝る時が一番気になるかなあ。全然平気なレベルだけど。
    痛み止めの薬は今日で服用終わり。
  • 右手の汗は相変わらずゼロ。

術後7日目
  • 傷口と背中の痛みはやっぱりまだ残っていました。
  • 背中はヒリヒリする感じの痛み。
  • 傷口周辺は打ち身のような痛み。胸の重みで肉が引っ張られると痛い気がします。
  • 少し辛めのラクサを食べて味覚性発汗の確認をしてみました。
    温熱性発汗とは逆で、これは左より右のほうが若干多めの汗が出るみたいです!
    左右差は1:1.2て感じ。

術後8日目
  • 痛みは昨日より緩和!
  • 辛口カレーで味覚性発汗リベンジしてみましたが、やっぱり左右差は1:1.2で変わらず。右首筋から汗が流れたけど左からは流れませんでした。首から下の発発汗はなし(これは術前と変わりなし)

2017/05/24

ETS手術後1日目~3日目

ETS手術後1日目~3日目のメモ。

術後1日目
  • 深呼吸すると少し背中が痛いけど昨日に比べると全然楽になっていました。
  • 傷口は脇をしめると少し痛いです。(打ち身のような痛さ)

術後2日目
  • 深呼吸しても背中の痛みをほとんど感じなくなりました。
  • 傷の部分は脇をしめるとまだ少し痛みを感じるけど全然気にならないレベル。

術後3日目
  • この日の最高気温は21℃。
  • 背中の痛みはまったくなし。
  • 自転車で五分走ったので汗の出具合を確かめてみると、首、額の汗の出方が左右で違うことに気付きました!
  • 左側は拭った手に汗がキラッと見えるほどの発汗なのに対して、右側はまったく汗かかず!
    術後2日目まではほとんど屋内でおとなしく過ごしてたので気づかなかったけど、これが上半身の左右差ってやつかあと改めて実感。。。
  • お風呂解禁。テープが剥がれちゃったので傷口をはじめて見ました。
    本当に小さくてびっくり。赤い点がぽちっとあるだけでこれが手術痕とは誰も思わない、ってか気づかないだろうなあ。


2017/05/21

ETS手術当日

あっというまに一ヶ月半が経ち、いよいよ手術日当日。

全身麻酔で気分が悪くなるのが心配だったので、
前日の夜は頑張ってしっかり寝ました。
私は出産時の硬膜外麻酔で嘔吐した経験があるので、
全身麻酔の副作用が結構心配だったのです。

幸い娘も夜泣きせず朝まですやすや
寝てくれて助かりました♡

飲食制限は以下の通り。
  • 当日0時以降~絶食。
  • 水分は来院1時間前までOK。
  • 来院1時間前の時点で500mlの水分摂取。

↑最後のこれが地味に辛かったです…。
クリニックへ向かう途中の駅でポカリを一気飲みしたんですが。
夏でもないのにどんだけ喉乾いてんだ
と周りの人は思った事でしょう( ´_>` )


クリニックに到着してからは、すぐに採尿。
必要書類を記入し、ベッドへ移動&手術着に着替え。
看護師さんから術前術後の説明を受けたあと、
抗生剤の点滴開始。
と、ここまではとんとん拍子で進みました。

手の甲からの静脈麻酔でしたが、
私の血管はうねうねと逃げまくってしまうみたいで
何度もグリグリ探されて神経がビリビリ響きました(;;)
とっても痛くて交感神経がMax稼働!!!

「怖い思いさせてごめんなさいねー!><」と謝る看護師さんに
私も「手汗がすごくてすみません~><」と
思わず謝ってしまいました。
汗でびしょびしょの手をしっかり握って
点滴入れてくれた看護師さんに感謝です。


その後先生が来て、
上半身のサーモグラフィの撮影。
手汗でキンキンに冷えた私の手は、
青を通り越してもはや画面にうつらないレベル(笑)

「手すごく冷えてるねー!」と先生も驚いている様子でした。
ええ、年中季節問わずこんな感じなんですよー(´・∀・`)

それにしても、先生の青い手術着がとても眩しかったです。
説明会の時のスーツ姿から、
頼れる外科医って感じの風貌に
変身しておられました。
なんだかすごく安心したのを覚えています( ¯﹀¯ )


その後しばらくスマホをいじったり
搾乳したりしながら時間をつぶし、
来院して3時間、とうとう手術室に呼ばれました!

不思議と緊張はしていませんでした。
自分で手術台に上り、促されるままに深呼吸をし、
先生や看護師さんと雑談していると、
ふいに点滴をさしている手の甲が痛くなってきました。

「今から薬を入れるので少し痛みますよ~」
と先生が言うのを聞いて、
(わーいよいよ麻酔だー!目閉じとこ!)
と思い目を閉じた瞬間に…意識が飛びました。


-----


看護師さん達の話声で意識が戻りました。
ただ、目は開けられず、音を聞いているだけ。
その後ベッドにドサッと戻されたのと、
酸素マスクがつけられたのと、
そのマスクを何度か自分で直したところまで覚えていますが
おそらくその後また意識が飛び(たぶん)、
次に起きた時には、酸素マスクが外されていました。

メガネをはめて時計を見ると、
手術室に入ってから2時間半が経過していました。

テレビとかでよくある「○○さん、終わりましたよ」
という言葉は聞かなかったなあ…
とかそんなことをぼーっと考えていました(笑)

布団の中で手をこすり合わせてみると、
右手はあたたかくサラサラ。
一方の左手はしっとりひんやり。
喉と背中が…痛い。

「ついに手術したんだなー」と思いました。

先に手術を終えた患者さんたちは
カーテン越しに皆ゴホゴホ咳をしていましたが、
私はあまり出ませんでした。
個人差があるみたいです。


その後看護師さんが座薬を入れにきてくれ、
徐々に痛みが引き、だいぶ楽になってきて
起き上がれるようになりました。

さらにしばらくすると再び先生がやってきて
サーモグラフィの撮影。

「手術したら外気温と同じくらいになりますからね」
と術前に先生が言っていた通り、
右手が顔と同じくらい、真っ赤に!
逆に左手は、真っ青のまま(笑)
見事左右差がくっきり出ていました。

伝えたい言葉は沢山あったのですが、
喉が痛くて思うように声が出せず
「本当にどうもありがとうございました」
ガラガラの声でこれしか言えませんでした。

結局、心配していた麻酔の副作用も出ず、
手術から4時間くらいで病院を出ることができました。


帰りの電車では、ずーっと左右の手をこすり合わせて
温度の違いを確かめていました。(たぶん挙動不審w)
スマホに水滴がつかないのが嬉しくて、
無駄にさわさわいじってみたり(笑)


家に帰ってから、母に両手を触ってもらうと
「わー全然違うね!」とびっくりされました。
娘の顔もうれしくて撫でまわしてしまいました。
留守中おりこうさんでいてくれてありがとう><


というわけで、私の手術当日はこんな感じでした!

2017/05/20

手術日までにやるべきこと

手術までに気を付けなければならないのは体調管理。
風邪をひかない、それはもちろんですが、

何より大事なこと…それは、

体重を増やさないこと!


先生がおっしゃるには、
代償性発汗のリスクを抑えるため、
術中に手のひらに繋がる末梢神経の血流反応を見ながら、
切るべき神経の選定を丁寧に行っていくそうなのですが、
その時に余分な脂肪があるとうまくいかないのだそうで。

BMIでいうと20がボーダー。

私はまだ大丈夫だったのですが、
「これ以上体重増やさないでねー^^」
と言われマシタ。

授乳中なのでいくら食べても
あまり体重には響かないのですが、
産後ずっと、産前の体重+3kgで横ばいの私・・・

いい機会なので、
体重管理がんばろ!と思いました。



そして、もうひとつは、

娘の離乳食を頑張る!

娘にとって最大の試練、数日の断乳に備えて・・
  • 少しでも母乳以外の味を知ってミルクへの抵抗を減らす
  • 最悪ミルクを受け付けなかった場合の栄養補給の保険
これが狙いです( ー̀дー́ ; )


はじめてそのクリニックに行った時、
娘は6ヶ月でまだ離乳食初期の段階だったのですが
手術日まで1ヶ月半あったので、
それまでになんとか2回食を軌道に乗せようと
意気込んでいました。

幸い娘は何でもぱくぱく食べてくれたので
なんとか手術日までに目標をクリアできました。

嫌いだった哺乳瓶も、
それほど抵抗なく飲めるようになり一安心。
いろんな味を覚えたことはもちろん、
スプーンやストローの感触を知ったのがよかったのか、
口に入る異物への抵抗がだいぶなくなったようです^^

心配なのは夜の寝かしつけ…。
ぱいがなくてもなんとか寝られるように
頑張ってみましたが、
1人で布団に転がして成功する日もあればしない日もあり…

これはゆらゆら抱っこで乗り切るしかなさそうだわ、と
諦めました^^;


そして、いざ手術日当日~
続きます。

2017/05/18

ETS手術説明会と診察

ご存知の方も多いと思いますが、
そのクリニックは他の多汗症患者の方と
一緒に説明を聞くスタイルです。
付き添いの人も含めて10人くらいだったかな。

2月のまだ寒い時期だったからか、
手をタオルやハンカチでふきふきしてる人はおらず( 'ω' 三 'ω' )

私も、普段よりか手汗はだいぶおさまっていたものの、
渡された紙はだいぶしわしわな仕上がりになりましたw


説明の内容は、8割方は既に知っていた知識でしたが
残りの2割はどこにも書いてないような
知らないことでした。

特に、神経伝達物質が汗腺を刺激する仕組みとか
代償性発汗が起こる仕組みとか
この手術によって切除され死んだ神経がどうなるのかとか…
生物の授業が好きだった私には面白い内容でした。

自分の異常な体質が科学的に説明がつくんだ
ということが、なんだか嬉しかったです。
もちろん多汗症の原因の根幹は脳にあって、
残念ながらそれはまだ解明されていないわけですが…。



続いて診察。
多汗症歴や汗で困っていることなどを聞かれたあと、
汗の量を測る機械で手のひらの汗の量を調べました。

が、この時の私のてのひらは、
ひとしきり汗かいたあとに発汗自体は収まり
手がキンキンに冷えた状態。
ただのじとじとヌルヌル状態。推測レベル1。

こうなると、室温の低い状態で
MAX状態のダラダラ発汗に
持っていくのはなかなか難しいのです。
(誰か分かってくれないかなあこの感じw)

先生の「あ~この程度のレベルね」
って感じの反応に焦る私。。
↑先生こんなこと言ってませんw


待って先生!
違うんですう~!(;´Д`)ノ

と心の中で叫びながら、一生懸命手汗出ろ出ろ~と念じるw
(多汗症の方ならよくわかっていただけると思いますが、
多汗症の人は自在に手汗が出せるのですよ~。
(ただし止めるのは絶対無理なんだよ☆)

無事、ものの数秒でびちょ手になれましたw

先生に「お、これは結構な量だね~」
と言われて、ほっ。
手汗かいて安心するなんて後にも先にもないでしょう…。


測定の結果、私はレベル2でした。
でもMAX状態の8割くらいだったので
肌感覚で真夏だったら2.5くらいあると思います。

そして一番気になっていたこと。
授乳中でも手術を受けられるのかを質問すると、
麻酔後24時間+術後の服用期間は断乳だけど
手術は受けられるとのこと。
事前にそうだろうとはわかっていたけどよかった。

断乳………、辛いけど、やるしかない。
ごめんね、娘よ…(ノД`)

最後に採血して、
手術時の注意事項等の説明を受けて終わり。


行き帰りの往復時間を含めると、じつに10時間かかりました!
絶賛授乳中の私のおっぱいはぱんぱんに><
帰り道の途中、トイレに寄って搾乳。
たった一日でさえ辛いのに、
これを何日も続けなくちゃいけません。
娘の事を考えると胸がきゅーっとなりました。。。

ちなみにこの日、娘は母が預かってくれてました。
哺乳瓶嫌いな娘…のけ反って泣きながら
最後は諦めてミルク飲んでくれたそうです。
これを二回も。(母に感謝です…)

本当にごめんね(;_;)
よく頑張ったね。
ありがとう。

そもそもなぜ乳児を抱えるこの時期に
わざわざ手術を受けるのか。
それは「手術を決断した理由」として
また別記事でまとめたいと思っています。

2017/05/17

ETS手術を受けました

手掌多汗症に悩まされて三十数年…
2017年4月、ついに右手のETS手術を受けました。

今日から手術経過記録も兼ねて
ブログ始めることにします。

こんなブログを目に留めて下さった方にとっては
「ETS手術とは」なんぞもはや不要だと思いますので
きれいさっぱり割愛しますね。
気になる方は調べてくださいませ。


私の手汗歴とか手術に至る経緯とか、
先に書きたいことは山ほどありますが・・・

とりあえず記憶が薄れないうちに、
まずは手術の時のことをめもめもφ(・ω・ )



-----


私が手術を受けた病院は、
手掌多汗症の治療といえば
誰もが一度は耳にしたことがあるであろう某クリニックです。

新幹線に乗るほどではありませんが
家からは決して近くなく、
家族にも迷惑がかかるし
(主人と0歳の娘がいます)、
かなり迷いましたが…、

やっぱり大事な自律神経を切っちゃうわけですから
信頼できる先生にお任せしたい!
と思って決めました!


症例数の多さや技術力の高さはもちろんですが
一番の決め手になったのはやっぱりアフターフォロー。

生活に支障をきたすほどの代償性発汗が
起こる可能性はかなり低くなっているとはいえ、
それはあくまで確率の問題なので、
「やってみないとわからない」というのが現実。
残念ながら自分が絶対にならない!という保障は無いのです。
正直いってETS手術は大きな博打です。

そこのクリニックでは代償性発汗の治療も積極的に行っていて、
万一ひどい代償性発汗になった場合の救済窓口が開かれている。
これはとっても心強いことです!
ただしこれはこのクリニックで手術を受けた人に限る話だそうで。(HPに明記あり)
もうこれだけで、他の病院を選ぶ余地はありませんでした。

そのクリニックの代償性発汗の治療というのは
いわゆるリバーサル手術ではなく、
代償性発汗が出ている部位の交感神経を
突き止めて切るというものです。
つまりETS手術そのもの。

なので、やはりネット上では賛否両論あるみたいです。

しかし、代償性発汗で苦しんでいる人を
救っているのはまぎれもない事実だし、
何よりこの二ッチな分野の治療に
これほど心血を注いでくれている先生が
はたして現在日本国内で他にいるのかい?というと、
いないのでは、と思います。
(いや、たぶんいるんだろうと思いますが、
あくまで私が探せなかったという話ですよ。)


そんなわけで、その病院へ電話をして、
まずは手術の説明と診察を受けにいくことにしました。

長くなってしまったので続きます。

注目の投稿

ETS手術して1年2ヶ月